離婚後も住宅ローンが残った。共有名義の戸建てに悩んだ44歳女性の相談事例

離婚よりも怖かったのは、この家をどうするかでした

子どものこと。

生活費のこと。

住まいのこと。

そして住宅ローン。

特に共有名義で住宅を購入している場合、離婚後も問題が残り続けることがあります。

今回ご紹介するのは、離婚後も住宅ローンが残り、住み続けるべきか手放すべきか悩んでいた44歳女性の事例です。

家族構成本人・長女(高校1年)
職業パート勤務
物件種別戸建住宅
地域神奈川県
住宅購入時期9年前
住宅ローン残高約2,180万円
毎月返済額96,000円(ボーナス払いなし)
相談時の状況 延滞なし
主な課題共有名義・住宅ローン処理
相談前家を守りたいが先が見えない
解決方法任意売却による整理と住み替え
分類カテゴリ離婚・共有名義・住み替え

Q. 相談のきっかけを教えてください

A. 離婚です。

離婚そのものは決まっていました。

でも問題は家でした。

Q. どのような状況だったのでしょうか?

A,は元夫との共有名義でした。

住宅ローンも連帯債務です。

私は娘と住み続けたい。

でも収入的には厳しい。

元夫は売却を希望していました。

話し合いが全く進まなかったんです。

Q. 一番不安だったことは?

A. 娘ですね。

高校に入ったばかりでした。

転校はさせたくなかった。

友達もいます。

部活もあります。

だから何とか家を残したいと思っていました。

Q. 住宅ローンについてはどう考えていましたか?

A.正直、よく分かっていませんでした。

離婚すれば住宅ローンも別々になると思っていたんです。

でも違いました。

銀行からすると離婚は関係ないんですよね。

そこを知った時は本当に驚きました。

Q. ご相談時の状況はいかがでしたか?

A.元夫との話し合いも平行線でした。

私も感情的になっていました。

家を見るたびに、

「何とか残したい」

と思うんです。

でも現実的には難しい。

毎日その繰り返しでした。

Q. 最終的に住み替えを選ばれました

A.決断には時間がかかりました。

何度も泣きました。

娘にも申し訳ないと思いました。

でも娘が言ったんです。

「お母さんが笑ってる方がいいよ」って。

その言葉で決めました。

Q,現在はいかがですか?

A,住まいは以前より小さくなりました。

でも気持ちは楽になりました。

住宅ローンの心配も整理できましたし、

娘も新しい生活に慣れています。

当時は家を失うと思っていました。

でも今は違います。

守りたかったのは家ではなく、

娘との暮らしだったんだと思います。

■ 担当者コメント

離婚に関する住宅ローン相談は年々増えています。

特に共有名義や連帯債務の場合、離婚後も住宅ローンの問題が残ることがあります。

今回のケースでも、問題は住宅ローンだけではありませんでした。

お子様の生活。

将来設計。

感情的な整理。

様々な要素が重なっていました。

離婚時の住宅ローン問題は、感情とお金の両面から整理することが重要です。

この事例と似たケース

  • 共有名義マンションを売却して円満離婚したケース
  • 養育費と住宅ローンの両立に悩んだシングルマザー
  • 離婚後も連帯保証人が外れなかったケース
  • 子どもの進学を優先して住み替えを選んだ家庭

あの時こうしていれば…

離婚協議の段階で住宅ローンについて整理していれば、

選択肢はもっと広がっていたかもしれません。

実際には、離婚の話し合いに集中するあまり、

住宅ローン問題が後回しになるケースが少なくありません。

しかし住宅ローンは離婚後の生活にも大きく影響します。

早めに現状を確認することで、より良い選択につながる可能性があります。

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