【競売開始決定通知が届いた】まだ間に合うと知り、任意売却で生活を守ることができた事例

競売開始決定通知を見た瞬間、『もう終わった』と思いました。

住宅ローンの返済が滞り、ある日突然届く「競売開始決定通知」。

その文字を見た瞬間、

「もう家を追い出される。」

「何をしても手遅れだ。」

そう思われる方は少なくありません。

今回ご紹介するのは、競売開始決定通知が届いた後にご相談いただき、ご家族の生活を守ることができた事例です。

家族構成ご本人・妻・長男(高校3年)・長女(中学2年)
職業会社員 51歳
物件種別戸建住宅
地域東京都
住宅購入時期15年前
住宅ローン残高約2,060万円
毎月返済額112,000円(ボーナス払い:年2回・各200,000円)
相談時の状況 競売開始決定通知受領
主な課題競売回避・子どもの生活維持
相談前もう何をしても遅いと思った
解決方法任意売却による競売回避
分類カテゴリ競売・任意売却・会社員

Q. 相談に来られたきっかけを教えてください

A. 裁判所から封筒が届いた日です。

見たこともない差出人だったので、不思議に思って開けました。

「競売開始決定通知」

その文字を見た瞬間、頭の中が真っ白になりました。

内容はほとんど理解できませんでした。

でも、「家を失う」それだけは分かりました。

Q. その時、ご家族には伝えましたか。

A. すぐには言えませんでした。

妻にも子どもにも何も話していません。

特に高校3年の息子は大学受験を控えていましたので。

Q. ご相談まで時間が空いた理由はありますか。

A. 「もう終わった」と思っていたからです。

競売と聞くと、もう何もできないと思い込んでいました。

実際には通知が届いてから二週間ほど、一人でインターネットを見続けていました。

「競売 取り消し」

「競売 止める方法」

そんな言葉ばかり検索していました。

Q. 当相談センターを知ったきっかけを教えてください。

A.ホームページの記事でした。

「競売開始決定通知が届いても、状況によっては間に合うことがあります。」

その一文が目に入りました。

正直、半信半疑でした。

でも他に頼れるところもありませんでした。

Q. 初回相談ではどのようなお話がありましたか。

A.一番驚いたのは、

「まだ競売は確定していません。」

と言われたことです。

私は通知が届いた時点で全て終わったと思っていました。

でも実際には、まだ手続きの途中で、できることが残っていたんです。

その説明を聞いた時、初めて「まだ間に合うかもしれない」と思えました。

Q. 解決までの流れを教えてください。

A.任意売却という方法を提案していただきました。

最初は聞いたこともありませんでした。

売却活動を進めながら金融機関とも調整していただき、競売になる前に契約がまとまりました。

家は手放しましたが、自分たちで選択して次の住まいへ移ることができました。

敷金、礼金、引っ越し費用など新しい生活を始めるための費用の持ち出しはありませんでした。

それが何より大きかったです。

Q,現在はいかがですか。

A,今は賃貸住宅で生活しています。

子どもたちも同じ学校へ通っています。

当時は「家を失う」と思っていました。

でも振り返ると、

守れたものの方が多かったと思います。

家族の生活、子どもの学校、

そして家族との関係です。

Q. 同じように悩んでいる方へ伝えたいことはありますか。

A.競売開始決定通知を見ると、本当に終わったと思います。

私もそうでした。

でも実際には違いました。

もしあの時、もう遅い、と決めつけて相談しなかったら、今の生活はありません。

一人で判断しないこと。

それだけは伝えたいです。

■ 担当者コメント

「競売開始決定通知が届いたら、もう何もできない。」

そのように思われる方は少なくありません。

しかし実際には、通知が届いた後でも状況によっては選択肢が残されているケースがあります。

今回のご相談者様も、「もう終わりだ」と思い込んでいました。

ですが、現状を整理し、金融機関との調整を進めることで、競売を回避し、

ご家族の生活環境を守ることができました。

競売に関するご相談は、時間との勝負になることもあります。

「もう遅い」と思った時こそ、一度状況を確認することが大切です。

この事例と似たケース

  • 督促状が届き相談を決意した53歳会社員
  • 返済が2か月遅れ金融機関と調整したケース
  • 住宅ローン延滞から任意売却を選択したご夫婦
  • 定年前に返済計画を見直した58歳夫婦

あの時こうしていれば…

競売開始決定通知は、「すべてが終わった」という通知ではありません。

「時間が限られている」というサインです。

今回のご相談者様も、通知を受け取ってから二週間、一人で悩み続けていました。

その時間をもっと早く相談に充てていれば、不安な日々は短くできたかもしれません。

住宅ローンの問題は、状況によって選べる方法が異なります。

だからこそ、一人で判断せず、まずは現状を整理することが大切です。